「能を知る会 鎌倉公演 -源平合戦を彩る女たち-」

2019.03.21

新しい元号となるGW 5月3日の「能を知る会鎌倉公演」は「源平合戦を彩る女たち」をテーマの公演です。
朝の部は、源頼朝に追われる義経を吉野山から逃すための時間稼ぎを行う静御前の舞が見どころの「吉野静【よしのしずか】」を上演致します。上演頻度の少ない、能におけます「安宅」よりも前のお話となっております。
昼の部は、木曽義仲の愛妻であった巴御前が夫である義仲との別れを仕方話に描く名曲「巴【ともえ】」を上演致します。義仲の御前にて生きて形見を持ち帰れと命じられる場面、女性ながらに甲冑を着込み薙刀をふるって奮戦する戦の場面、自害した後の義仲との対面と生きながらえて落ちて行く無念さと、移り変わる様々な情景をどのようにして主役であるシテ、コーラス・ナレーションである地謡が描くかが見どころとなっています。
最初に国文学研究資料館教授の小林健二氏による講演と、狂言は午前の部「酢薑」、午後の部「樋の酒」となっています。
能には現代語と英文での字幕もあり、どなたでも能楽をお楽しみ頂ける公演となっております。


◆日時 2019年5月3日(金・祝)朝の部10:00/昼の部14:00
◆会場 鎌倉能舞台(江ノ電長谷駅下車徒歩7分)
◆入場料 5,500円 (プラス1,000円で座席指定可能です)
◆演目
(朝の部)10時始め
・講演「源平合戦を彩る女たち~義経への愛に生きる」小林 健二
・狂言「酢薑(すはじかみ)」中村 修一
・能「吉野静(よしのしずか)」中森 貫太
・質疑応答 中森 貫太
(昼の部)14時始め
・講演「源平合戦を彩る女達~思いは木曽義仲とともに」小林 健二
・狂言「樋の酒(ひのさけ)」大藏吉次郎
・能「巴(ともえ)」奥川 恒治
・質疑応答 中森 貫太

◆あらすじ
吉野静【よしのしずか/Yoshinoshizuka】:
梶原の讒言により源頼朝と不和になった源義経は、吉野山にて隠遁生活を送っていたが、その宗徒たちは義経を討とうと心変わりをした。その事に気づいた義経は、臣下の佐藤継信に殿を務めて足止めをするよう命じる。継信は一計を案じ、静御前に舞を舞わせて宗徒達の目をそらさせる。一方宗徒達も、一騎当千の義経の家臣を相手に追手をかけるか悩み、足を止める。継信はその隙を突き、無事に義経の後を追い、山を下るのであった。
巴【ともえ/Tomoe】:
初春のある日、木曽の山奥から都へ向かう旅の僧(ワキ)は途中、源平合戦のさなかに討たれた木曽義仲の終の地である琵琶湖のほとり、粟津ヶ原に訪れた。そこで僧は松陰に祀られた神前にて涙ながらに手を合わせているひとりの女性(前シテ)と出会う。僧が不審がると、女は古に行教和尚が宇佐神宮に詣でた際に涙を流した故事を引き、神に渇仰することは神慮にも叶うのだと述べる。僧が木曽出身だと明かすと、女は神の名を知らないことを諭した後、義仲が祀られていると教える。何かの縁だと僧が夜通し経をあげようと話をし、女の素性を尋ねようとする。すると女は里人に尋ねるよう言い残し、草葉の陰に姿を消す。程なく、土地の者が通りかかり話を聞くと、女は義仲の愛妻・巴御前の霊であると伝え、僧に弔いを勧める。僧が読誦していると巴御前の幽霊(後シテ)が甲冑姿となり再び現れる。巴は在りし日の合戦の様子を語り聞かせ、義仲から死の供を許されなかった妄執を語る。さらに薙刀をふるった最後の奮戦の様を示す。そして義仲の自害の後、御遺体と別れを告げ、甲冑を脱ぎ捨て形見の小袖を身にまとい、ひとり木曽の里へ落ち延び行く様を見せる。やがて、巴は執心からの解放を願いつつ、消えゆくのであった。

→詳しい番組はこちら http://www.nohbutai.com/perform/index.htm#kamakura-01

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アクセス 江ノ島電鉄線長谷駅徒歩7分
長谷観音前バス停徒歩5分
駐車場 なし
開館時間 10:00~16:00
最終入場 15:30
休館日 不定休
カテゴリー
鎌倉で何をする?:習う・体験する
鎌倉の何に触れる?:文化・芸術
鎌倉のどこへ行く?:由比ガ浜・長谷・極楽寺

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