能を知る会鎌倉公演-戒めの能-

2018.09.21

秋の「能を知る会鎌倉公演」は「戒め(いましめ)」をテーマの公演です。




午前の部は、小野小町に思いを寄せ、百日通えば契るとの言葉を信じ九十九日目に狂死した深草少々の怨念により成仏できない戒めを描く「通小町」、
午後の部は、和歌を詠んだために遅刻し、戒めとして縛り上げられた男を救う熊野権現に仕える巫女を主役とする「巻絹」。
何れもストーリー性に富み面白い演目です。
またその能にリンクした狂言「墨塗(朝の部)」「茶壺(昼の部)」を野村萬斎師が勤めます。
能には想像力を豊かにする字幕もあり、初めて能をご覧になる方にもお薦めの公演です。


◆日時 2018年10月6日(土)
朝の部10:00/昼の部14:00
◆会場 鎌倉能舞台(江ノ電長谷駅下車徒歩7分)
◆入場料 5,500円
◆演目
(朝の部)10時始め
・解説:中森貫太
・狂言「墨塗」:野村萬斎
・能「通小町」: 中森 貫太
・質疑応答 中森 貫太

(昼の部)14時始め
・解説:中森貫太
・狂言「茶壺」:野村萬斎
・能「巻絹」:中森健之介
・質疑応答 中森 貫太

◆あらすじ
通小町【かよいこまち】[Kayoikomachi]
ある僧(ワキ)が八瀬の山里で一夏を過ごしている時、毎日木の実や薪を持ってくる女(ツレ)がいた。
ある日僧が女に声を掛けて名前を訊ねてみると、「小野とは言はじ 薄生いたる市原野辺に住む姥ぞ」と言い残し、回向を頼んで消えてしまう。
僧はこの言葉から女が小野小町の霊だと察し、市原野へ行き回向をする。すると先程の女が現れ、僧に授戒を乞う。
そこへ深草少将の怨霊(シテ)が現れて小町を引き留めるが、少将も僧の勧めに応じて懺悔の為、小町の所へ九十九夜まで通った次第を語る。
やがて、少将と小町は悟りを得て罪も消え、共に成仏をする。

巻絹【まきぎぬ】[Makiginu]
帝から千疋の巻絹(絹の反物)を三熊野に納めよとの宣旨を受け、臣下(ワキ)は三熊野へと赴いた。
三熊野で諸国からの奉納を受けていた臣下は、都からの巻絹だけが届かず、待たされる。一方、都の男(ツレ)も命令に従い、巻絹を持って三熊野へ急いでいた。
その途中、男は音無天神の見事な冬梅に目を奪われ、思わず一首詠み、刻限に遅れてしまう。
臣下が遅れて来た男を縛り、科を責めていると、巫女(シテ)に憑依した音無天神が現れる。巫女は、素晴らしい和歌を手向けた男なので縄を解いて欲しいと臣下に頼むが、臣下は信じない。
そこで巫女は、男に和歌の上の句を詠ませ、自分は下の句を詠む事で疑いを晴らす。
そして巫女は和歌の徳について語り、臣下の求めに応じて祝詞を捧げ、神楽を舞う。
段々と巫女は狂乱の体になり舞い狂うが、やがて憑いていた神が離れ、心が鎮まるのであった。

→詳しい番組はこちら http://www.nohbutai.com/perform/index.htm#kamakura-03

◆お申し込み・お問い合わせは鎌倉能舞台まで。

電話 0467-22-5557
HPアドレス  http://www.nohbutai.com/
フェイスブック http://www.facebook.com/nohbutai
eプラス 午前の部 http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002261724P0030001
午後の部 http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002261735P0030001
基本情報
会員名 公益財団法人鎌倉能舞台
TEL 0467-22-5557
※お問い合わせの際は「鎌倉INFOを見て」と
お伝えになるとスムーズです。
FAX 0467-22-5557
郵便番号 〒248-0016
住所 神奈川県鎌倉市長谷3-5-13
ホームページ http://www.nohbutai.com/
メールアドレス webmaster[at]nohbutai.com
※お問い合わせの際は、[at]を@に変換してください
アクセス 江ノ島電鉄線長谷駅徒歩7分
長谷観音前バス停徒歩5分
駐車場 なし
開館時間 10:00~16:00
最終入場 15:30
休館日 不定休
カテゴリー
鎌倉で何をする?:知る・見る
鎌倉の何に触れる?:文化・芸術
鎌倉のどこへ行く?:由比ガ浜・長谷・極楽寺

「知る・見る」の記事一覧へ

バックナンバー