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モデルコース

鎌倉は小さな町ですが、
「見たいものがたくさんあってどう回ればいいか困ってしまう」
なんて声もよく聞きます。そんなみなさんのために、鎌倉INFOでは、
鎌倉のさまざまな表情を楽しめる5つのモデルコースをご用意しました。

鎌倉市観光協会フォトライブラリー

モデルコース1:もののふの都の静寂を歩く

モデルコース1 もののふの都の静寂を歩く

駅東口を降りて若宮大路へ。左手に立つのが二の鳥居。朱もあざやかな鳥居は、古都鎌倉の“王道ルート”のスタートにふさわしい。

段葛
段葛

ここではぜひ段葛を歩きたい。実は段葛の造営にはある工夫が凝らされている。それは「遠近法」。実際よりも遠く長く見えるように、先に行くほど道幅が狭くなっているのだ。一直線の参道がすがすがしく目に映るのはそのせいかもしれない。

頼朝の墓
頼朝の墓

荏柄天神社
荏柄天神社

鎌倉宮土牢
鎌倉宮土牢

三の鳥居をくぐれば鶴岡八幡宮。太鼓橋越しに見える緑の杜を背景に佇む社は、鎌倉の象徴的風景のひとつ。武家政権の数々のドラマは、常にここ、鶴岡八幡宮を舞台に繰り広げられたといっても過言ではない。境内には武士の神域ならではの凛とした空気が漂っている。

木漏れ日が心地よい流鏑馬馬場を通って鎌倉宮方面へ。清泉小学校まで来ると大蔵幕府跡の碑がある。頼朝はこの地に侍所や公文所などの役所を構え、政治の中心地とした。その先が頼朝の墓。歴史に名を残す人物の墓にしては簡素だが、風雪を経た石塔には、長い時の刻みが感じられる。

岐れ路の信号を左、荏柄天神社を過ぎて突き当りが鎌倉宮。明治に創建された新しいお宮だが、秋の「薪能」は鎌倉を代表する名物行事だ。祭神・護良親王が幽閉されたという土牢は本堂の裏にある。

鎌倉宮を左に折れた先が、鎌倉時代の風情をそのまま伝えていると評される覚園寺。拝観時間はあらかじめ決められているので事前に確認しておこう。今では数少ない茅葺き屋根の薬師堂の前に立つと、中世から時が止まったままかのような雰囲気。立ち去りがたい寺のひとつだ。

鎌倉宮に戻り永福寺跡へ向かう。往時の永福寺は平泉中尊寺などを模した大伽藍を誇ったという。その二階堂は、周辺の地名「二階堂」の由来にもなったとされる。

瑞泉寺
瑞泉寺

そこから右手に坂を登れば瑞泉寺。杉木立のなか、境内につづく石段は古刹の風情を醸す。瑞泉寺といえば、早春の梅に始まり、桜、キキョウ、ボタン、萩と豊富な花暦で知られる。境内は四季折々の美しさに満ちている。花を愛でたら、夢窓国師ゆかりの石庭を眺めよう。岩と水の簡素な庭は、そのまま禅の心に通じている。吉田松陰、大宅荘一、山崎方代など文人たちの石碑も見どころ。彼らの生涯に思いを馳せるのもいいだろう。

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